食育SATシステムの使い方 イベント編
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ご紹介したいと思います。
今回は「エネルギー」「たんぱく質」「脂質」「カルシウム」「食物繊維」「食塩」
の6つを選択して簡易食事バランスチェックをしてみましょう。
まず「範囲」の設定や「タイトルの登録」をしておきましょう!
◆並べ方の例◆
まず選んでもらうテーマを決めてください。
「普段食べている夕食をトレーに選んでください」
「気になる食事をチェック!!」
「最近食べた昼食を選んでください」
などなど・・・ 大きく印刷して貼っておくと良いでしょう。
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※今日の体験者:(Kさん)・・・30代半ばに差し掛かり、ちょっと体重が気になっている。
学生時代にスポーツでブイブイいわせていた影響で、
「おれは運動不足ではない!」と自分に言いかせている。
典型的なメタボリック予備軍。
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←①決めたテーマに沿って「一食分の食事」を
選んでもらいましょう。
↑②選んだら、「食べる(た)人」の「身長」「年代」「性別」「活動強度」を入力、OKして
トレーごとフードモデルをセンサーボックスに置きましょう。(天面の青い点線の内側に!)
③瞬時に読み取り、基準からの誤差を表示します。(星の数によって音が変わります!)
※あくまで「一食分」ですので、摂りすぎた(足りない)栄養素等を、なぜか?を含め、説明しながら、実際の食事の中で、前後の食事で気をつけること等をアドバイスします。
今回の食事には「カルシウム」が足りなかったようですね♪
では、体験者に選んでもらいましょう!
おっと!ここで彼は大好きな牛乳を選びました。
みごと星が5つ出ましたね!
得意げに・・・
Kさん:「僕好きだから、毎日牛乳1リットル飲んでますよ。
だからカルシウムはたぶん足りてますよ」
栄養士:!! でも「カルシウム摂らなきゃ!」って、
飲みすぎると「脂肪」等の摂りすぎになるんですよ。
1日コップ一杯(200ml)程度が目安です。
と、表示項目の重量欄を右クリック。
Kさん:
「え!?牛乳をコップ×3倍にしたらすごい脂質!!」
他にも・・・ こんなアドバイスが・・・
栄養士:「小松菜」等に代表される野菜にも「カルシウム」はたくさん含まれています。
たとえば・・・煮魚の鍋に冷蔵庫からちょこっとちぎって入れるだけで・・・
あとサラダには生野菜だけじゃなく、チン!したブロッコリーを添えるとか・・・
そんなに手間をかけなくても、少しの工夫で摂取できます。
野菜が多いと彩りもきれいでしょ?
これさえたくさん食べれば大丈夫!という食品は存在しません。
いろんな食品からバランスよく摂ることが大事なんですね。」
※ここで「食事バランスガイド」のリーフレットを見せながら・・・
「なるほど・・・」
Kさん:「よくわかりました。牛乳も脂肪が入っているんですね・・・
あと野菜は好きなんだけど、
なかなか機会がなくて、5つ分も食べれていないですね・・・。
一回サラダ食べて、野菜食べた気になっていました・・・。
レンジは家にあるし、買い物するときに野菜もかごに入れるようにに意識します・・・。」
食事アドバイスを受けた後、用紙を出力します。
「前後」で2枚渡してあげるとよりわかりやすいですね!
Kさん:「今日からがんばってみよう!
運動も、もう一度はじめてみます。」
栄養士:「その調子!もし1日単位がダメでも、
食べ過ぎたと思った「次の日」は、「あっさりした食事」に!
ちょっと気をつければ大丈夫!
大切なのはバランス良い食習慣!
運動もがんばってくださいね!」
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いかがでしたでしょうか?
このような感じですと、どなたでも理解していただけるとおもいます。
お話しするきっかけ作りでいろいろとコミュニケーションが取れますよね。
このやり取りで、一人当たり2~3分ですが、やり方によっては
最大1日500人くらい体験していただくことも可能です。
(指導ブースを別に設けるなど)
もちろんデータを保存できるので、事後の活用が出来ます。
「食育SATシステム」は、実物大の模型で、とてもわかりやすい媒体です。
他にも・・・
「健康教室」での活用や・・・
「検診等の空き時間」
などなど・・・
さまざまな場所で活用していただけます。
是非みなさんもぜひご利用くださいませ(N)